溜め込まないで発散しよう

ストレスチェックとは、実施することで大きなストレスを抱えている者を見つけ出し、うつ病などのメンタルの不調をあらかじめ防ぐことを目的としています。ストレスチェックによる現状の把握と解消に向けた取り組みを行うことで従業員のメンタル不調の発生を防ぎ、より健康的で働きやすい職場へと改善することを目指します。

ストレスチェックの対象になるのは基本的には従業員です。正社員だけでなく、派遣社員、契約社員、アルバイト、パートなどの非正規雇用の人たちも条件を満たしていれば受けることができます。

その条件とは、1年以上その職場で雇用されることが予定されている者、もしくは1年以上その職場で雇用されている者、一週間の労働時間の4分の3以上労働している者であるということです。一週間に1日くらいしか出勤しないようなアルバイトやパート労働者には、ストレスチェックを実施しなくてもよいということになります。
ストレスチェックにより大きなストレスを抱えていると判断された者は、医師による面接指導をすすめられます。

大切なのは、日ごろからストレスを溜めないようにすることです。
働いていればストレスを感じないようにすることは難しいかもしれません。しかし、ストレスが溜まったとわかったときに自分でストレスを発散する術を身につけておくことが大切です。嫌なことを忘れられるような趣味やスポーツなどを見つけておくと良いでしょう。ストレスは万病のもとなので、普段から気をつけておくことが重要なのです。